見学をして納得できる老人ホームを決めたら、申込みをしましょう。契約までの間は「仮申込」の状態です。
施設によっては、物件の「仮押さえ」ができるところもあります。仮押さえの間はキャンセルすることも可能です。
仮申込みの間に入居に必要な書類や、引っ越しの準備をしましょう。
健康診断書や、診療情報提供書など施設が指定した書類を準備します。健康診断書は、病院へ健康診断の予約をし、健康診断を受けたあとに発行されます。
取得まで、通常2~3週間程度の時間がかかります。
診療情報提供書は主治医に作成してもらう必要があります。健康診断書は、施設によっては取得しなくてよい場合もあるので、事前に確認をしましょう。
施設長など管理者の人と面談をします。
要介護者の方はケアマネジャーへ同席をお願いしましょう。面談し、施設内で審査が行われます。審査の内容としては、身体の状況や、金銭面、身元保証人について精査されます。最近では、身元保証人がいない方は、民間の保証会社を利用することで入居可能な施設も増えてきています。
どのように身元保証をするか考えておく必要があるでしょう。
※身元保証人がいない方は「入居時に必要な保証人・身元引受人」をご覧ください。
「体験入居」を実施している施設もあるので、お急ぎの入居でなければ「お試し入居」をおすすめします。
施設の雰囲気や、食事の内容、レクレーションなどリアルな情報を得ることができます。
2週間ほど長期で体験入居できる施設もあるので、尋ねてみましょう。万が一、体験入居をして希望に合わなかった場合はキャンセルすることも可能です。
体験入居を経て何も問題がなければ、契約をします。
施設側より、入居契約書・重要事項説明書などの説明があります。このとき、少しでも不安や疑問点があれば必ず担当者に聞きましょう。十分に納得して、署名・捺印をして契約完了となります。入居当日には、施設に確認して必要なものを準備しましょう。
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